新潮社出版部文芸 @Shincho_Bungei さんの覚悟

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覚悟

同じ会社の新潮45への批判の声をRT

新潮社出版部文芸 さん(@Shincho_Bungei)のなかの人がTwitter上で頑張ってる。新潮45の「そんなにおかしいか杉田水脈論文」 (きっかけになった「LGBT支援の度が過ぎる」 も含む)への批判ツイートを、同じ会社の社員がRTするっていうのは相当な勇気がいるんじゃないだろうか。


注目度も高い。新潮社執筆作家陣を筆頭に、同業他社、一般ユーザーがすごい勢いでリアクションしている。ほとんどが好意的な意見みたい。かくいう僕も応援したくてRTした。

なんで応援したくなるのか。単純に新潮45の主張に賛同できないこと、新潮社文庫の小説で育ったから好意的な感情が残っているというのもあるけど、一番は
新潮社出版部文芸 さん(@Shincho_Bungei )の覚悟を感じるから。今回の件、普通に会社員してて起きうる、上との衝突とはだいぶちがうように思う。

<状況>

  • 杉田氏の論文の炎上を受けて、多くの人が新潮社の対応を気にしていた。
  • そのうえで、上層部は謝罪などは行わず、追い打ちとも言える今号の出版を許可した。
  • ちなみに、一連の主張は犯罪/不正などではないため、絶対悪とは断じきれない部分がある(いや、僕はもうアウト・オブ・アウトだと思ってますよ? でも、法律とかルールではさばけない領域であるという意味で)

⇒つまり、社内では今の状況はOKとみなされていて、かつ外部からも批判こそあれど法律などで裁かれることもない状況。新潮社出版部文芸 さん(@Shincho_Bungei )が、今回のような動きを社内に向けて正当化する材料がない。強いて言えば作家さんの後押しくらい。そのなかで、自分の想いにしたがって、リスクをとって動くことを決めたんだと思う。そこで考えられるリスクは以下。

<リスク>

  • 様々なバッシングに合う。ある意味、会社の判断への裏切りでもあるため社内から咎められる恐れがある。実際、一回はRTが消された。
    あと、外の杉田氏擁護者からも攻撃される可能性がある。
  • ペナルティを負う。会社からは、“余計なこと”をしたことに対してペナルティが課されると予想できる。減給とか降格とかならまだいいけれど、異動とか懲戒の可能性もある。


出版社業界は不景気だから編集者余りになりつつある。他業界と比べても、同じポジションでの他社転職とか独立は難しい部類なんじゃないかな。まして、いわくつきの人になっちゃうわけで……

リスク負ってまで出版の本懐を遂げようとするくらいだから、仕事への愛情の強い方なんだと想像する。そんな方が、もしかしたら業界自体を追われるかもという覚悟で動いている(のだと見受けられる)。どうか、いい方向へ向かって欲しい。

同社別部署のアカウントもRTしはじめている。社内外の賛同の声は、一連の問題を少しでも良い方向に向かわせる力になるだろうし、新潮社出版部文芸 さん(@Shincho_Bungei )のリスクを多少なりとも和らげると思う。どうなるか、見届けよう。

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